【ぼく勉】マルチエンドはどのように描かれるのか?
5つに分かれた花火の行方ー
ぼく勉、
マルチエンディング化。
五等分の結末
…マジ?
以前の記事で「もうマルチエンディングになれ」と言ったけど、
まさか本当にマルチエンディングになるとは。
連載当初からマルチエンドにする構想だったから、
変数である[x]を各話タイトルに入れた、としたら相当スゴいよね。
賛否が分かれる
次週より
「ぼくたちは勉強ができない Route:if(るーといふ)」が始まる。
4つのパラレルストーリー。
なんということだ…
個人的には嬉しい反面、ちょっと複雑かな。
4つのエピソードの描かれ方次第では、ネットが相当荒れそうだな、と思った。
それと、うるかのエピローグが1話だけで終わるのはあんまりだろ…。
出番も少なかったし。
「話数のボリューム」をどうするか
次週から始まる各ヒロインのルートに、
どれくらいの話数を割くかも気になる。
「泡沫の人魚姫は約束の[x]に濡つ」が8話あったので、
もしそれと同じボリュームなら4ヒロイン✕8話で32話分。
けっこうなボリュームだよね。半年はもつ。
筒井先生のコメントで
「どの物語が本当の結末か」は、読者の皆様次第です
とあったことを考えると、各ヒロイン、
少なくとも8話かそれ以上のエピソードがありそう。
「どの時点から」描くか
「問69.祭の終わりは寂しくも華やかに[x]どもを祝福する」。
このエピソードから先、各ヒロインのルートへ分岐するのは分かった。
気になるのは「どこから描くか?」という点。
「泡沫の人魚姫は約束の[x]に濡つ①」は、卒業旅行の話から始まる。
シンプルに考えれば、これからの4ヒロインのエピソードも
卒業旅行から始まるんだろうか。
「そのヒロインを選ぶ理由」をどう描くか
各ヒロインのルートを描くにあたって、
「そのヒロインを選ぶ理由」を、どう提示するかに注目したい。
うるかルートの場合は、
海外留学という「距離的な障害」だったり、
「中学1年のときのエピソード」だったり、
長年積み上げてきたうるかの想いだったりと、
かなり「納得しやすい」理由だったと思う(個人的には)。
それでは、ここから描かれる各ヒロインを選ぶ理由は、
どのように描かれるのか。
◆真冬
真冬センセーに関しては、
・成幸の父親の教え子だから、過去のエピソードを入れられる
・成幸が教育者を目指しており、そこに絡めた話を展開しやすい
…などから、割と描きやすいのかなと思う。
◆文乃
文乃に関しては、
・ずっと想いを抑えていた
という点から、もう告白するだけで十分に盛り上がるかと思う。
成幸と同じく、大事な家族を失った経験があるから、
その辺りもエピソードに絡めやすいかと。
◆理珠
理珠がちょっと難しい。
・「自分のことを好きになれない」という問題
これは、既に解かれている。
うるかルートのように分かりやすい「乗り越えるべき壁」はもうない。
・「人の感情に疎かった理珠が、成幸に出会ったことで変わった」
このことをハッキリと成幸に認識させる、という描き方になるかなーと思う。
理珠エピソードの神回「問124:天才の変貌は時に[x]の進境となる」
を読み返していてそう思った。
◆あすみ
あしゅみー先輩はどうだろ。
・尊敬し、目指す存在は父親
この点が成幸と共通しているから、その辺りで話が展開するかな?
まあ、あしゅみーに関しては攻守が入れ替わればそれで満足しそう。
いつも余裕を見せているあしゅみーが赤面しているだけで十分…。
次週からも期待
個人的には、文乃ルートに期待したい。
水希ルートがあれば伝説になれたのに