【ジャンプ】アニメ化が決定した「呪術廻戦」の話をする

 

(漫画からアニメへ)領域展開

 

祝、アニメ化。

 

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呪術廻戦、アニメ化決定。

 

いやー。先週のジャンプで「重大発表」とあったから確信はしていたけど、改めてアニメ化決定の確報を目にすると嬉しい。

 

「呪術廻戦」とは

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『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)は、芥見下々による日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)2018年14号より連載中。
次にくるマンガ大賞2018 コミックス部門6位[1]。全国書店員が選んだおすすめコミック2019 1位、みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019 大賞などの受賞歴がある。また0〜6巻まででJC累計発行部数200万部を突破している(2019年7月)。

 

いわゆる「能力バトル」ジャンルの漫画で、ダークな世界観が特徴。

重めのストーリー展開に、たまに挟むギャグが楽しい。

 

呪術廻戦、めっちゃ好きなんだよね。 

ジャンプといえばアニメ化が大成功してコミックスが爆売れしている「鬼滅の刃」の勢いが凄まじいけど、呪術廻戦も相当に面白い。ジャンプを買って初めに読む作品は鬼滅or呪術、ってくらいには両者の面白さって拮抗していると思う(個人的には)。

 

 

 

「呪術廻戦」の魅力

 

一言でこれ!とは言い切れないので、いくつかに分けて魅力を解説。

 

 

キャラが立っている

 

まずはキャラクター。ハチャメチャに”立って”いる。

これまでに結構な数のキャラクターが登場しているが、多く登場人物のキャラクターが立っており、一度見たら忘れられないキャラも多い。

個人的に好きなのは五条 悟、釘崎 野薔薇、パンダ。

 

 

◆五条 悟

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作中、最強の呪術師。敵役の夏油は五条を「倒すことは不可能なので、封印する」ことを目論んでいる。「過去編」での描かれ方がよかったので、一気に好きなキャラクターになった。過去編で「ハイ」な状態になる五条がサイコーにカッコいい。

 

 

◆釘崎 野薔薇

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ヒロイン。…と思わせて、めっちゃ男前なキャラ。

 

 

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煽り能力が異常に高い。

 

 

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たまに見せる表情が味方の女性キャラには見えない。だがそれがいい。

 

◆パンダ

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都立呪術高専2年生。見た目が完全にパンダなのに、他の呪術高専2年生の中でも屈指の常識人。その正体は呪骸(じゅがい/内側に呪いを宿した自立可能な無生物) 。

  

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パンダを作った、都立呪術高専学長の夜蛾 正道(やが まさみち)。 

 

 

 

戦いの行く末が予測できない

 

具体的に書くとネタバレになってしまうので避けるが、

「あっ…このキャラ死んだな」と思ったら生き残る一方、

「このキャラは仲間になる…!」と思わせといて急に退場(死)したりと、

行く末の予測が難しい。

読んでいて度々、作者に対して

「人の心が…ねぇ!!!!(褒め言葉)」

と思ってしまう展開を目にすることになる。

このあたりの感覚は、原作を読めば分かってもらえるはず。 

 予測ができないから、読み手は緊張感を持って話を読み進めることができるんだよな、と思う。漫画で主要キャラがいきなり死ぬ傾向って、進撃の巨人あたりから顕著になったような気がする。最近だと地獄楽なんかも主要キャラがいきなり死ぬので、かなりの緊張感を持って読み進めることになってる。

 

 

考察が楽しい

 

この「呪術廻戦」という漫画は、考察が楽しい漫画のひとつだと思う。

何で考察が楽しいのかな、と考えてみたところ、

説明を、最小限に抑えている

ことじゃないかな、思った。

たぶんこれは意図的にそうしてるな、と思うこととして、

「作中の用語」を、詳しく説明しない

点が挙げられる。

 

作中で初めて出る用語は、くどくど説明することはしない。

むしろ、初めて出す用語に対して一切説明せずに話が進むこともよくある。

初出の用語が出てきたとき、読者はこれまでの話の中から

「ああ、あのとき言ってたアレと関係あることだな」とか

「あのとき出てきた用語はこのことだったんだ」と気付かされることも多い。

伏線が散りばめられていて、急にパズルのピースが埋まる感じがクセになるんだよね。

 

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能力の説明に関する描写。

「枠を作って、その中の文章で説明」せずに、

「互いに考えていることを表示し、説明する」を手法を取っている。

 

「一切説明しない」といえば、五条過去編で登場した伏黒父などもよい例。

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五条過去編の終盤でようやく明らかになる伏黒父の本名・素性・背景。

これらの点が、禪院甚爾(伏黒父)が死んだ後にやっと明らかになる。

 

たまにセリフや用語の情報量が多い話が出てくるんだけど、後になって伏線だったことが分かったり、伏線かも知れないと予想を立てたりすることが楽しい。

「一切、説明されてなかったこと」でアレコレと想像を働かせる読者に、話が進むにつれて「そうだったのか!」と理解できる瞬間が訪れる。

「点と点がつながり、線になる」瞬間は非常に気持ちいい。

 

 

 

アニメの詳細が待たれる

 

アニメ化が決まったら、次に気になるのは詳細。

制作会社や声優など、気になることが多い。

 

1年前に出た公式PVでは、五条悟の声を中村悠一さんが担当。

これはもう確定でいいな…。

敵キャラでいうと、例えば真人は石田彰さんにお願いしたい。

 

うーん…楽しみ。

 

 

本日はこのへんで。