【やめてもOK】ブログの「毎日更新」のメリットは徐々に失われていきます
走り出したら止まらない
それでも書く理由とは。
ブログを書いている人なら一度は考えること、
「ブログを毎日更新することに、メリットはあるのか?」
結論としては、
「メリットはあるけど、恩恵が少ない」。
メリットとデメリットは、大きく分けて下記のとおり。
<メリット>
・ブログ更新を習慣化できる
・文章力が向上する
・数撃ちゃ当たる
<デメリット>
・更新ありきだと、質が低下しやすい
・更新がプレッシャーになる
このとおり。
数だけでいうと、メリットの方が多いね。
「メリットはあるけど、恩恵が少ない」。
これをさらに詳しくいうと、
「ブログ運営が長くなるほど、メリットが感じられにくくなる」
となる。
「メリット」はどんどん感じられにくくなる
先ほど挙げた、毎日更新のメリットをもう一度みてみる。
・ブログ更新を習慣化できる
・文章力が向上する/書くスピードが向上する
・数撃ちゃ当たる
そしてこれらのメリットが、
「長期的にみときに、変わらずメリットとして感じられるか?」
について考える。
◆ブログ更新を習慣化できる
短期的にはメリットを感じやすい。
「◯◯記事、毎日更新した」。
これだけで自信が持てる。では長期的にはどうか?
「毎日更新しているだけで、質が低い」
このようなことはないか?
もしそう感じるようなら、無理に毎日更新をしなくてもよい。
ブログの毎日更新を半年~1年以上も続けていたなら、
「習慣化した」実績は変わらないから。
ただし、毎日更新をやめる前に、
「これからは、更新頻度を3日に1回にします」など、
宣言は欠かさないようにしたい。
宣言をしないと、サボってしまうから。 僕たちは心が弱い。
◆文章力が向上する/書くスピードが向上する
これも、短期的にはメリットを感じやすい。
個人差はあると思うけど、おおよそ100記事も書けば、
文章力や、書くスピードが向上しているだろう。
一方、長期的にはどうか。
たぶん、文章力や書くスピードって、
どこかの時期で伸び悩む。
「ブログをはじめたときより、3倍は早く書けるようになった」
としても、
「10倍も20倍も早く書けるようになった」
とはならないはず。(たまになる人もいるかもだけど…)
一定の期間以上の毎日更新を続けても、
文章力と書くスピードは、上がり続けることはない。
このことは留意しておきたい。
◆数撃ちゃ当たる
これも、短期的にはメリットを感じやすい。
「何気なく書いた記事が、予想以上に読まれた」。
こういった経験がある人も多いだろう。
特に記事数が少ない頃は、どういった記事がよく読まれるか分からないから、
とにかく手当り次第に記事を書く。
そのうち、よく読まれるテーマやジャンルの法則性に気づく。
100記事を超えれば、何が読まれて、何が読まれないかは分かってくる。
長期的な視点で考えると、
「数撃ちゃ当たる」から「狙って当てる」にシフトした方がよい。
理由なき毎日更新に効果はない
「毎日更新しているだけで、質が低い」
この状態は、できるだけ避けたい。
明確な理由がなく毎日更新するなら、それはあまり効果がないと思う
先日の記事では、このように述べた。
記事の中で書いているが、僕が毎日更新する理由は
「ラクだから」。
習慣化した行動は、それが例え面倒なことであっても、
急にやめることが難しい。
・ブログを続けたい →
・そのために、習慣化させたい →
・毎日更新することで、完全に習慣とする
おかげで、毎日更新はできるようになった。
しかし、毎日更新の代償として、質が低くなっている。
毎日更新をやめるのは、怖い
「それじゃあ、毎日更新をやめればいいんじゃないの?」
こう思うかも知れない。
でもね。怖いんです。
毎日更新をやめるのが。
「毎日更新をやめたら、そのままズルズルと更新しない日々が続き、そのままブログを放置してしまうかも知れない…」
こういった恐怖感がある。
先ほど述べたとおり、
「予め宣言して、更新頻度を減らす」
ようにすればいいのでは? そう思ったんだけど…
更新頻度を落とす→ その更新頻度さえ守れなくなってブログ放置
なんかこういう、悪い想像ばっかりしてしまうのよね。
「質の高い記事を書きたい。でも、毎日更新をやめたくはない」
完全に、ワガママな願いになってきている。
もちろん、毎日更新しつつ、質の高い記事を書く人もいる。
(質の高い=その時点での最高品質の記事を書く)
いるんだけど…残念ながら僕は、現状ではそれができない。
では、どうするか。
よく言われることだが、
「他人のための記事」と「自分のための記事」を分ける
これしかないのかな、と思った。
混同させない
「他人のための記事」と「自分のための記事」
当ブログにおいて、どちらの割合が多いのか。
明らかに「自分のための記事」の方が多い。
でも改めていくつかの記事を読み返して思ったのが、
「ひとつの記事の中で、他人のために書いている部分と、自分のために書いている部分が混在している」
という点。
どっちつかずになっている。
これってスゴくもったいないことだと思う。
「他人のための記事」と決めたなら、
その記事内においては「自分を消す」ことが必要。
こう思う。
せっかく時間をかけて書いた「他人のための記事」に、
自分を出してしまうと、あまり読んでもらえない。
「他人のための記事」:
書くのに時間がかかる+よく読まれる
「自分のための記事」:
書くのに時間はあまりかからない+あまり読まれない
こう考えているから。
混同させるのは、もったいない。
・自分のための記事→手早く書き上げる。ただしPVを期待しないこと。
・他人のための記事→時間をかけて書く。自分は出さないこと。
今後は、これらにシフトしていきたい。
まとめ
ここまでをまとめる。
・毎日更新のメリットは、徐々に感じにくくなる
・毎日更新はやめてもOK
・「やめるのが怖い」なら毎日更新を続けてもOK
・「他人のための記事」と「自分のための記事」は明確に分ける
特に最後の
・「他人のための記事」と「自分のための記事」は明確に分ける
これを意識していかなくては、と思う。
本日はここまで。