【レビュー】「太りたい人」から見たリングフィットアドベンチャー

 

キレッキレ!


筋肉は一生の相棒。

 

f:id:popyon:20200128223829j:plain

 


リングフィットアドベンチャーの発売から、三ヶ月が経った。

 

ときおりサボったり、

風邪でプレイできなかったり

順調に進めてるとは言えないが、

ここらでひとつレビューしたいと思う。

 

さて、このゲーム。

「やせたい人」視点でのレビューは多くても、

「太りたい人」視点でのレビューは少ない。

 

このブログはよく、

「太りたい」に関する話題を取り扱っている。

 

今回は、

「太りたい人のための、

リングフィットアドベンチャー」。

という視点でのレビューをする。

 

「リングフィット」の総合的な評価は?

f:id:popyon:20200128200639j:plain

 

「リングフィットアドベンチャー」。

このゲームを、最大で星5つのなかで評価するとしたら。

 

星4つ!!

 

細かく星を付けられるなら、星4.5

次に、良いところと悪いところを挙げていく。 

 

 

「リングフィット」の良いところ

f:id:popyon:20200128201200j:plain

 

 

いくつかあるけど、最も良いのは

「習慣化しやすい」という点。

 

筋トレ・ダイエット・増量・運動不足の解消。

これらが、

「長続きしない」ことに悩んでいる人は多い。

 

続けることが、難しい。

 

ブログでも何でもそうなんだけど、

継続することは、大変なこと。

 

そんななか、

「リングフィットアドベンチャー」は

すごく「習慣化しやすい」。

 

プレイヤーのモチベーションを保ち、

運動の習慣を続けられるように、

いろんな工夫がされている。

 

 

なぜ、習慣化しやすいのか。

 

ぼくが思う理由は、次の3つ。

 

 

・「ゲーム性」を持たせている

 

・「毎日やること」に対して、ゲーム内で報酬を与えない

 

・「経験値」が身体で実感できる

 

 

このとおり。 

 

 

 

◆ ゲーム性を持たせている

 

1つめは、ゲーム性に関して。

 

「ゲームなんだから、

ゲーム性を持たせているのは当たり前じゃないの?」

 

そう思うかも知れない。

確かにそのとおり。

ただし、ここで強調したいのは 、

「ゲーム性が非常に工夫されている」という点。

 

敵とバトルのとき、

そしてアイテムを使うときに

「よく工夫されているなあ」

と感心させられる。

 

 

バトルに関して。

 

このゲームのバトルでは、

あまりゴリ押しができない。

 

バトルのコツとして、

「敵の弱点となるフィットスキルで攻撃する」

というものがある。

 

例えば敵の色が赤なら、

同じ赤のフィットスキルで攻撃することで、

より効率的にダメージを与えることができる。

 (ちなみに、赤は「腕」、黄は「腹」、青は「脚」、緑は「ヨガ」の運動となっている)

(腕:赤、腹:黄、脚:青、ヨガ:緑)

 

「ほー! それじゃあ、

敵の弱点となるスキルで攻撃しつづければいいんだな!」

 

とはならない。

 

同じ部位にばかり負荷がかかると、

想像以上に疲れてしまうため

「この色のスキルなら倒しきれるけど、

 キツイから別の色のスキル使お…」

なんてことがよくある。

 

 

そして、アイテムに関して。

こちらはバトルと違って、

 

 

このゲームには、

体力を回復したり、

戦闘中のステータスを上昇させたり

するアイテムが登場する。

 

(スムージーやスープなど) 

ただ、このアイテム

けっこう高い。

いくつか買うだけで、

ウェア(装備)が買えてしまうことも多い。

 

ウェアは、攻撃力や防御力の上昇、

その他ステータス上昇などの効果を持つ。

 

お金があるなら、できるだけ装備を買いたい。

 

そんな「お金は装備に使いたい」という悩みは、

アイテムを自分で作ることで解決できる。

 

回復アイテムは、アドベンチャーモードの道中で獲得できる

「素材」を使う必要がある。

 

「なーんだ。アイテムが作れるなら、

 もう回復アイテムを買う必要はないな」

 

 

そう思うだろう

 

 

が。

 

 

これが意外と、そうでもない。

 

・スムージーを作るために必要な素材がけっこう多い

 

・素材獲得のため、任意のステージをプレイする必要がある

 

これらが理由。

 

「回復アイテムを持っておかなくては不安だ」

「でも、素材集めのために、体力を消耗したくない」

 

この思考から、

意外と買ってしまうんだよね。

 

このあたりのバランスが本当によく出来ているゲームだと思う。

 

なお、体力回復のためのフィットスキルもあるが、

「プレイヤーキャラの体力を回復するために、

 現実世界のプレイヤーが体力を消耗しなくてはならない」

という仕様。

ホントよくできてるなコレ…

 

 

◆「毎日やること」に対して、ゲーム内で報酬を与えない

 

このゲームは、毎日のプレイに対して、

ゲーム内で報酬を与えない。

 

ソーシャルゲームによくある

「ログインボーナス」は存在しない。

 

存在しないどころか、

ゲーム内で紹介される豆知識として、

「筋肉痛のときはトレーニングしなくても大丈夫」

であることなどをアドバイスしてくれる。

 

それだけではない。

このゲーム、とにかく人を

 

 

褒める

 

 

…褒めるのである。

 

何かやるごとに「やりましたね!!!」と褒めてくれるのである。

やさしい。

※厳密にいうと、毎日プレイすると

「毎日がんばってますね!」と声をかけてもらえる。

これ自体は、報酬といえなくもない。

 

 

その一方で、ネガティブなことは言わない。

 

例えば1週間振りにゲームを起動したとしても、

ミブリさんはひとこと、

「アドベンチャー◯◯日目です! 続いてますね!」

と褒めてくれるのである。

やさしすぎか?

 

これがもしソシャゲなら、

「カムバックボーナス」として石がたくさんもらえたり、

作中のキャラに「どこ行ってたの?」と言われてしまう

であろう。

 

このゲームは

「毎日プレイしないことに対する罪悪感」

を持たせない作りになっているのだ。

ホント、よくできてるよコレ…

 

 

◆「経験値」が身体で実感できる

 

やっぱりコレが大きい。

ネットの評価を見ていると、

・姿勢が良くなってきた気がする

・身体が引き締まってきた気がする

こういった感想をよく目にする。

 

僕自身も、身体で実感できることがあった。

定期購入しているミネラルウォーター20kgを持ち上げてみたところ、

以前よりラクに持ち上げられるようになってた。

 

たぶん、腕だけじゃなくて、体幹が強くなったのが理由だと思う。

こういった日常生活の点でもメリットが出るのはウレシイ。

 

 

悪いところ

f:id:popyon:20200128211230j:plain



ぶっちゃけ「悪いところ」ってほとんどない。

とはいえ、「ここは改善した方が良いんじゃ…?」

と思うところはいくつかある。

下記のとおり。

 

 

◆一部のフィットスキルがキツさに比例してない

 

ゲームを進めていくと、

「このフィットスキル、キツいのに弱い…」

だったり、

「このフィットスキル、ラクなのに強すぎない?」

などと感じることがある。

 

個人的な具体例を挙げると

・プランク → キツイのに弱い

・バンザイコシフリ → ラクなのにそこそこ強い

 

こんなところ。

まあバンザイコシフリは、

やってる姿が恥ずかしいという点を考慮した強さなのかも知れんが…。

 

 

 ◆フィットスキルのプリセット機能がない

 

フィットスキルのセットが面倒。

いくつかのプリセット枠を用意して欲しかった。

ステージに合わせてフィットスキルを入れ替えるのはいいんだけど、

スキル色別に、せめて4つのプリセット枠が欲しい。

プリセット機能、アップデートで追加されたりしないかな?

(僕が知らないだけで、進めていけば機能追加されるんだったらスミマセン)

 

 

「太りたい人」からみたリングフィットアドベンチャー

 

太りたい人からみると、

リングフィットアドベンチャーは

「筋肉を付けて増量する」のに向いている。

 

一方、注意したいこともある。

それは有酸素運動。

やせ型の人が有酸素運動をし過ぎると、

貴重な筋肉を分解されてしまうことがある。

(脂肪が少ないため)

 

 

だから、ステージやスキルを選ぶとき、

「スタミナを多く使うもの」

は避けるようにしている。

 

運動の前に、お腹が空いていないかもチェックしよう。

 

 

talepop.hatenablog.com

太るためには、適度な運動と「食べる」ことが必要

 

それにしてもリングフィットアドベンチャー、

太りたい・痩せたいに関わらず、

気になる部分を重点的に鍛えたり、

絞ったりできるのは良いね。

欲を言えば「太りたい人」向けの豆知識を

もっと増やして欲しかったかも。

 

リングフィットアドベンチャー。

引き続き、自分のペースで進めていこうと思う。

 

 

本日はここまで。