『デリバリーおじさん』に学ぶ「前向きに生きる」コツ/「自分自身」に許可をする

 

なにかを始めるって大変なことだから

小さなことで早めに手に入れるんです

『出来る』という感覚

前向きに生きる最高の薬をね

 

自分自身に、許可をする。

 

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小さな成功体験を積み重ねる。

何かを成し遂げるための「魔法」など存在しない。

ただ、積み重ねるだけ。

 

最初の一歩が踏み出せない

 

エントリのタイトルにも入っている『デリバリーおじさん』。

集英社が配信するウェブコミック配信アプリ(またはサイト)の

『少年ジャンプ+』で読める。

 

『デリバリーおじさん』。

 

なんか字面だけ見ると怪しい響きなんだけど、これが読んでみてびっくり。

 

メッッチャ、良い。

 

って思ったのが先週。そして今週の2話がこちら。

 

 

1話もかなりよかったけど、今回の2話は、

より多くの人から共感を得られそうなテーマだな、と思った。

 

2話のあらすじはこんな感じ。ーーーーー

「デリバリーおじさん」。依頼者に呼び出された先で、様々な「頼まれごと」をする仕事。主人公の佐々木浩平(以下おじさん)は、ある女子大生からの依頼を受ける。依頼先に到着したおじさんだが、到着早々に女子大生の美沙から「キャンセルでお願いします」と言われてしまう。面食らうおじさんだが、美沙の友人である千春が依頼主だと分かり、そのまま依頼を続行することに。依頼内容は「部屋の掃除」。

『この部屋はモノが多すぎるだけ 言うほど「汚れている」ワケじゃない』

そう言うおじさんは、まずひとつの引き出しだけを整理するよう美沙にすすめる。ーーーーー

 

この話の中で、冒頭に引用した言葉が出てくる。

 

なにかを始めるって大変なことだから

小さなことで早めに手に入れるんです

『出来る』という感覚

前向きに生きる最高の薬をね

 

本当にその通りだと思う。

このブログでも度々この言葉を使うけれど、

「まずは、小さくはじめる」

ことが、生きるうえで大切なんだよね。

 

何かを始めたいけれど、最初の一歩が踏み出せない。

このことを考えたとき、

 

・失敗が怖い

・もっと学んでからはじめたい

 

こういう思考になってしまいがちになる。

でも、はじめから完璧を目指そうとすると、何もできない。

まずは、踏み出さなければはじまらない。

  

「自分」がどうありたいのか?

 

「自分は、何が好きなのか?」

「自分が、どうありたいのか?」

 

『デリバリーおじさん』2話では、これらについて考えさせられる。 

そしてもうひとつ大切なこと。

 普段から意識はしているが、つい忘れがちになってしまうこと。

 

「他人の評価軸」に振り回されないこと。

 

生きるうえでは多くの「雑音」が、

自分の内の声を掻き消そうとしてくる。

そんな雑音に屈することなく、進んでいきたいと思う。

 

特効薬を持っておく

 

「雑音」に屈することなく進んでいても、うまくいかないことはある。

そんなときは、気持ちを切り替えるために、

好きなものを食べたり、好きなことを楽しんだりする。

 

こういった、

物理的だったり精神的だったりする「特効薬」をいくつか持っておくと良い。

僕が好きな漫画「すみっこの空さん」には、次のようなセリフが出てくる。

 

自分の力ではままならないものがある時はカレーを作る

カレーは絶対に失敗しないから

まだ自分に 少しでもできることがあることを 確認できるから

言い聞かせるのだ

まだ自分は 大丈夫なのだと

  

切り替えるための"スイッチ"。

 

自分もそういったスイッチを持っている、という人も

多いのではないかと思う。

このセリフも冒頭の引用に似ているけれど、

こちらの方は、初めてのことというよりは、

「継続して努力していることで、つまづいたとき」

に適しているかな、と思う。

 

おわりに

 

引用ばかりで恐縮だが、失敗を恐れず行動するうえで、

お気に入りの言葉があるので紹介する。

 

そのうち、人間は二つのタイプに分かれることがわかってきました。自分のやりたいことを誰かに許可されるのを待っている人たちと、自分自身で許可する人たちです。自分自身の内面を見つめて、やりたいことを見つける人がいる一方で、外からの力で押されるのをじっと待っている人もいます。わたしの経験から言えば、誰かがチャンスをくれるのを待つのではなく、自分でつかみに行った方が良い面がたくさんあります。埋められるのを待っているすき間はつねにあり、チャンスが詰まった金塊は地面に転がっていて、拾われるのを待っているのです。机にばかりかじりついていないで、たまには顔をあげ、窓の外を眺めましょう。通りの向こう側や角に、何か見つかるかもしれません。でも、金塊は、それを拾おうという前向きの気持ちを持っている人のために、そこにあるものです。

 

自分自身に、許可をしよう。

 

 

本日はここまで。

 

 

『デリバリーおじさん』原作・作画の方のTwitterアカウントはこちら

 

 

<引用>

「なにかを始めるって…」/佐々木浩平(デリバリーおじさん)

「自分の力では…」/神さま(すみっこの空さん)

「そのうち、人間は…」/ティナ・シーリグ 著「20歳のときに知っておきたかったこと」