【発売8ヶ月時点レビュー】スマブラSPの良いところ/悪いところ

 

バトルの数だけドラマがある。

 

気づいたら起動してるゲーム。

 

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早くも発売から8ヶ月が経過した「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」。

けっこう、頻繁に遊んでいる。

前作の「for 3DS / Wii U」は、なんだかんだスマブラSPの発売直前まで

ずっと遊び続けていたし、今作も(いまのところは)よく遊んでいる。

 

改めて良い点・悪い点をまとめる。

  

今作は面白いのか?

 

この質問に答えるのは、かなり難しい。

というのも、良い点と悪い点がそれぞれ尖りすぎてて、

「面白い」「面白くない」の一言で済ませることができない。

 

実は、否定的な評価も多い

 

意外かも知れないが、このソフトには否定的な評価も多い。

Amazonのレビューは気にするなという記事を書いていながら言うのも何だけど、

スマブラSPのAmazonレビューを見てみよう。

 

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次にWiiU版。

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実は、あまり評価のよくなかったfor(Wii U版)と変わらない。

というより、実は星1の割合はforより多い。

ちなみに、僕の個人的な評価としても、WiiU版より下だったりする。

決して、スマブラSPが面白くないわけではない。

ただし、スマブラSPは突出した「良い点」と「悪い点」があり、

その不安定さから、個人的にはWiiU版より評価が低い。

非常に悩ましいところなのだが。

 

良い点

◆過去作のファイターが全員参戦していること

これは発売前からのウリであるため、当然、良い点。

 

◆キャラクターのバランスが(一応)取れていること

各キャラクターの強さのバランスが、それなりに良い。

前作ではキャラ相性が詰んでいることがあった。

例えば、飛び道具持ちに対するガノンドロフ。SPからスマブラをはじめた人にforのガノンドロフを使わせたら、あまりのラインの詰めにくさに絶望すると思う。

ちなみにバランスが「一応」取れているという考えるのには、理由がある。

個人的に今作は、

「バースト対応の技が増えたため、事故負け・事故勝ちしやすい」と思う。

「いかに強判定で、バースト対応の技を引っ掛けるか」で一発逆転を狙える

シーンが増えたため、相性的に詰んでるキャラでもそれなりに勝てるようになった。

 

◆キーコンの名前が相手に表示されなくなったこと

スマブラforでは、設定したキーコンフィグは、

プレイヤーネームとしてオンラインの対戦相手に表示されていた。

これにより、「名前欄煽り」という行為が可能になっていた。

スマブラSPからは、Switchのユーザーネームが相手に表示されるようになったため、

キーコンフィグを使って相手に不快なメッセージを表示することができなくなった。

 

悪い点

◆優先ルール

たぶん、SPのオンライン対戦において最も改善が求められる点。

現在はまだマシになった方で、発売当初は優先ルールで1on1を選択していても、

乱闘のルールで戦わされることがあった。

残念ながら、最新バージョンにおいてもストック数やステージ

(終点・戦場・ギミックあり)において、自分の好きなルールを100%通すことは

できない。

まあそれだとそもそも「優先ルール」ではなくなるのだが。

発売当初は、「このシステム、もしかしたら後から廃止されるのではないか?」と

思っていたけど、なくならないっぽい。

せめて「禁止ルール」を作って欲しかった。

「このルールに設定している人とはマッチングしたくない」を設定できるなら、

これほどの不満を生むことはなかっただろう。

 

◆アピールの廃止

オンライン対戦の「だれかと」を選んで対戦した場合、

対戦中にアピールすることができなくなった。(専用部屋では可能)

これにより、アピールの代替手段として、

しゃがみを繰り返す行為(通称:屈伸煽り)が横行する結果となった。

 

◆世界戦闘力の導入

対戦の結果によって、世界戦闘力という「数値」が目に見えるようになった。

(スプラトゥーンでいうところの「ウデマエ」にあたるもの)

このシステムについては、Amazonをはじめとした数多くのレビューで

否定的な意見が多く見られる。

対戦の勝ち負けによって戦闘力が上下するこの仕組みがもたらしたものは、

例えば下記のようなこと。

 

・切断の横行

→戦闘力が減るのを避けるため、対戦中に切断をする行為が横行した。

(切断をされると、された側の戦闘力は変動しない)

 

・魅せプレイの減少

→戦闘力を気にしすぎて、リスクを伴うがリターンの大きい行為をする

 プレーヤーが少なくなった。主に復帰阻止。

 これは体感だけど、明らかにスマブラforより減ってる。

 

・挨拶の減少

→(これはアピールが廃止されたことも大きいが)

 戦闘力を気にしすぎて、開幕で挨拶をするプレーヤーが少なくなった。

 (例えば、1回だけしゃがんだり、特定の必殺技を出す)

 例えばスマブラforでは、ガノンドロフ同士でマッチングした際、

 高確率で開幕直後に魔神拳(NB)をする挨拶が見られたが、

 スマブラSPではほぼ見られなくなった。

 

◆連戦時にキャラを変更できない

「だれかと」オンライン対戦において同じプレーヤーと連戦するときに、

前回とは違うキャラを選択できなくなった。

サブキャラで負けたときにメインを出したり、

実力差が大きいと感じたときにサブキャラに変えたり、

そういったことができなくなった。

キャラクター選択画面での駆け引きが楽しかったのだが。

 

◆メニュー画面のBGMを固定できない
スマブラforでは、サウンドテストで再生したBGMをメニュー画面で

継続して再生することができた。スマブラSPではそれができなくなった。

※対戦を始める前まではBGMを維持できるが、対戦が終わった後は、

SPのメインテーマに強制的に戻される。(聞き飽きる)

 

◆ユーザーインターフェースが使いづらい

・見た目

キャラ選択後の「Ready to Fight」の文字が非常に大きく、

見づらい上にカーソルが隠れてしまうという謎UI。

・ブロックについて

特定のプレーヤーをブロックする際、スマブラforでは対戦直後にブロック画面に

遷移できたが、今作ではできなくなった。

スマブラSPの画面遷移は下記のとおり。

メニュートップ>コレクション>戦いの記録>いっしょにあそんだ人>プレーヤーを選んで「通報」。

面倒くさすぎる。

 

◆通報できる数の制限

上記の「通報」だが、前作では少なくとも一日に3人は通報可能だったが、

スマブラSPでは一日に1人しか通報できなくなった。

 

他にも

ひとり用モードの「作業ゲーっぷり」とかフィギュア名鑑の廃止とか、

悪い点はいくらでも挙げられるんだけど、今作に限っていうと、

そこまで突っ込むのはどうなのか…と思う。

(登場キャラクターのボリュームを考慮すると、ひとり用モードに

そこまで求められない)

 

おわりに

悪い点をかなり挙げたけれど楽しいゲームであることは間違いない。

まだ発売1年経過していないし、追加要素も途中ということもあるし、

気長に楽しんでいければなあ、と思う。

ただ、できれば優先ルールだけは大型のアップデートで修正して欲しい…。

 

 

 

本日はここまで。

 


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