【N64】『スターツインズ』とかいう良ゲーについて【ただし、濃い】
虫を撃つ習性があるんですね!
埋もれてるようで埋もれてない、
レア社の良ゲー。
画から感じるヤバさ
それが『スターツインズ』。
ストーリー
(公式サイトより)
宇宙の平和のために戦うジェットフォース部隊。それが銀河連邦のスキをついた悪の侵略者マイザー(MIZAR)の総攻撃を受け、壊滅的な打撃を受けてしまった。残ったのは正義感の強い双子の兄妹ジュノ(JUNO)とベラ(VELA)、そしてまるで生きているかのように精密で忠誠なロボット犬・ループス(LUPUS)の乗る宇宙船一台にのみ。だが彼らの宇宙船にもマイザーの魔の手が延び、さらには重要な同盟軍であったゴールドウッドの部族・トライバル(TRIBAL)達がマイザーの侵略を受けて悲惨な状況にあるのを聞くに及んで、ついに宇宙船から脱出、圧倒的な兵力を誇るマイザー軍を相手に戦う決意をしたのであった・・・
キャラデザは完全に奇ゲーのそれだが、
ゲーム本編は至ってスタンダードなTPS。
ちょっと操作性に難があるけど、まあ許容範囲。
ちなみに欧米版のタイトルは
『Jet Force Gemini(ジェットフォースジェミニ)』。
よくありがちな、
「邦題になった途端ダサくなったタイトル」
のひとつである。
登場人物
◆ジュノ
目が怖い。何人か人を殺してそう。
◆ベラ
ジャンプ時や特定の角度でパンツが見える。
なぜこのキャラデザでパンツが見える仕様にしたのか
レア社に問い詰めたい。
「パンツが見えても
全く嬉しくないキャラクターランキング」において、
ワカメちゃん(1位)に次ぐ2位を獲得している。
◆ループス
賢いわんちゃん。四足歩行のラチェットではない。
CMでムツゴロウさんにヨシヨシされていた。
64のCMぜんぶ面白いから好き
激ヤバな表現:「飛び散る体液」
敵を倒すと、緑の体液が
飛び散る、飛び散る。
それでいて、まさかのCERO:指定なし。
体液が飛び散る以外にも、
・銃撃や爆風で身体がバラバラになる敵キャラ
・死んだ敵は画面から消えるまでの間、ピクピク動く
など、激ヤバな表現が盛りだくさん。
たぶん今ならCERO:C以上あると思う
妙なリアル感
グラフィックは64らしい「カクカク」。
しかし、妙なところでリアル。
まず、銃弾について。
このゲーム、
「敵の撃った弾が、
プレイヤー以外にも当たり判定がある」
という変わった仕様になっている。
「敵の撃った弾が、
別の敵に当たってそのまま敵死亡」
ということがよくある。
混戦状態なら、
逃げてるだけで数体の敵が流れ弾によって死亡する
なんてことがありうる。
これってTPSではけっこう珍しい方だと思う。
次に、ゲーム内の捕虜『トライバル』について。
左の生き物がトライバル。
ステージ上で見つけたら、
このトライバルに触れるだけで「救出」できる。
厄介なのが、助ける前。
このトライバル、
空を飛ぶ敵を何も考えずに撃ち落としてしまうと、
落下した敵の下敷きになって圧死する。
そして飛び散る体液
なぜこんな細かいところをリアルにしたのだ…。
そのほか
地味に曲が良かったりする。
そんなワケで
『スターツインズ』のお話でした。
レア社のゲームは本当に濃い。
最近スマブラに参戦したバンジョー&カズーイも、
原作では
魔女グランチルダの生首でサッカーする描写
があるからね。(演出はコミカルだけど)
それがまたレア社の魅力でもあるんだけど。
本日はここまで。