【格付け】「任天堂ハード」における「最強のコントローラー」を決定する!!

 

コントローラー、格付け。

 

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家庭用ゲーム機における重要な要素、コントローラー。

左側に方向キー、右側にボタンという基本的な作りはどのコントローラーも同じだが、それぞれに個性や特性がある。

 

「このコントローラーが好き!」「使いやすい!」など、

皆それぞれの「推しコントローラー」が存在するだろう。

 

今回は、

「任天堂ゲーム機のコントローラーでは、どれが最強なのか?」

を個人的見解により決めたいと思う。

 

格付け、はじまる。

 

 

ファミリーコンピューター

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まずはこちら。ファミリーコンピューター。
家庭用の据え置き型テレビゲームの「レジェンド」である。

イメージ的には据え置き機の「元祖」っぽいけど、実際は第3世代のゲーム機。

(任天堂が初めて発売した据え置き機は「カラーテレビゲーム15」)

 

さて、コントローラーを見てみよう

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(画像はSwitchOnlineコントローラー)

 

「十字キー(方向キー)」「スタート/セレクトボタン」「Aボタン・Bボタン」という構成のシンプルなコントローラー。2コンにはスタート/セレクトボタンが付いていない代わりに、マイクが付いている。

マイクは飾りではなく、遊ぶゲームによっては必要な機能だった。

「たけしの挑戦状」や「ドラえもん」など。バカ正直に「ドラミちゃーーん!!!!」と叫ばなくても、息を吹きかけるだけで十分だったりする。

 

デザイン:★★★★☆ シンプルで良い

扱いやすさ:★★★☆☆ 小さい子どもなど、手が小さいとボタンに届かない場合あり。本体から伸びたケーブルが短い。

頑丈さ:★★★★☆ 強い。

 

スーパーファミコン

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ライトグレーがクール。スーパーファミコンの登場である。

丸みを帯びたフォルムが手に馴染む。

ファミコンのコントローラーは角の部分が固くて、手のひらが少し痛くなることがあったが、そういったことが少なくなった。

ファミコンのA・Bボタンに加え、X・YボタンとL・Rボタンが追加された。

なぜ「ABCDボタン」ではなく、「YBXAボタン」なのか。

ボタンの配置を覚えやすくするためだと思われる。

X・YボタンはX軸・Y軸のこと…などいくつかの説が存在するが

明確な理由は公表されていない。

ちなみにスーファミでストⅡをプレイしていた世代は、「↓、R、↑、L、Y、B、X、A」という入力を手が覚えているらしく、CAPCOMのロゴを見ると手が勝手に動くこともあるらしい(?)。

 

デザイン:★★★★☆ FC同様、シンプルで良い。ボタンがマーブルチョコみたいでかわいい。M&M'sチョコみたいでもある。

扱いやすさ:★★★☆☆ 前述の通り丸みを帯びて持ちやすい。でも相変わらず小さい子どもには大きい。

頑丈さ:★★★★☆ FC同様、強い。でも丸い分、攻撃力は弱め(攻撃力とは?)。

 

 

ニンテンドウ64

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出ました神ハード。完全に個人的な好みから「任天堂据え置き機の最高傑作」に位置づけている64。あえて「NINTENDO64」ではなく「ニンテンドウ64」と表記した。「ニンテンドー64」ではないので注意したい。

これまでのコントローラーの常識を打ち破る点が2つある。

・「3D(サンディ)スティック」により、微細な方向入力をしたり、強弱を付けられたりすること

 

・「Cボタンユニット」により、操作の幅が増えたこと

この変化は、革新的といってもいい。

Cボタンユニットについては、64の公式サイトには次のように記されている。

 

この4つのボタンを使えば、ゲーム画面のアングルを、超接近したアングルや、遠くから見たアングル、上から、下からななめからと、好みや状況に応じて変えることができる。
また、このボタンは他の機能と独立して働くので、例えば、メイン動作は走りながら、アングルは変化させていくことも可能。3Dゲームならではの楽しさを演出してくれるボタンといえる。
ゲームによってはアングル以外の操作にも使えるので、アイデア次第で複雑なゲームコントロールも可能になる。

 

いやこれ本当に革新的で、画期的だった。

3Dゲームにおけるカメラワーク、そしてカメラ操作は重要な要素。

マリオ64、バンジョーなどの「箱庭アクション」を名作たらしめたのは、Cボタンユニットの存在が大きい。名作FPS、ゴールデンアイ007では平行移動・上下の視点移動にも欠かせないボタン。

「右手側に、方向キーがある」

という点は、SwitchのJoy-Con(右)と同じ。

 

「Zトリガー」ボタンの存在も大きい。

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』における「Z注目」は、戦闘中などに複雑なカメラ操作をしなくてよい画期的な仕組みだった。

『ゴールデンアイ007』での銃のトリガーや『スターフォックス64』の射撃ボタンはそのままZトリガーに割り当てられているため、より「撃っている」感覚を持つことができた。

 

そして、この特徴的な64のコントローラーには「レフトポジション」というコントローラーの持ち方が存在する。対応ソフト自体が少ないが、代表的な対応ソフトとして、名作STG『罪と罰 地球の継承者』が挙げられる。

後は振動パックやコントローラーパックを取り付けられるが、コントローラーとしての話とはあまり関係ないので省略。

 

デザイン:★★★☆☆ デカイ。かさばる。神ハードだとは思うけど、ぶっちゃけ見た目はダサいと思っている(だがそれがいい)。

扱いやすさ:★★★☆☆ 小さい子どもには(以下略)。A・BボタンとCボタンユニットの大きさが違うのは良い。手で触っていて、感覚で位置を把握しやすい。

頑丈さ:★★★☆☆ 割と弱い。分解すれば分かるけど、けっこう中身がスカスカ(特に手で持つ部分)。

 

 

ゲームキューブ

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神ハードであり、工芸品であり、鈍器でもあるゲームキューブ。

ハード・コントローラーの発売から18年の歳月を経ているが、現在でも任天堂およびサードパーティから新しくコントローラーが生産・販売されている。

まさに「キング・オブ・コントローラー」。

最強を決めるとか言って、ファミコン以降のハードとコントローラーを順に紹介してきたけど、この時点でネタバレ状態である

 

コントローラーを見てみよう

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神のボタン配置。

64でのCボタンユニットの役割をCスティックに与え、主に「決定」に使うAボタンを大きく、「キャンセル」に使うBボタンを小さくし、X・YボタンをAボタンを囲むようにした変則的なボタン配置。

方向キーのメインは「コントロールスティック」。「十字ボタン」は脇役となり、64と比べて一回り小さくなった。

スマブラというゲームがなければ、ここまで愛されることはなかっただろう。でもスマブラ抜きにしても、サイコーに使いやすい。

  

デザイン:★★★☆☆ 見た目だけに限っていえば、割とダサい。だがそれがいい。

扱いやすさ:★★★★★ 最高。スマブラがなくならないかぎり、コントローラーの生産もなくならないんじゃないかな。

頑丈さ:★★★★★ マジで強い。WiiUのスマブラ、ガチ部屋でブチ切れて床に叩きつけても無傷だった。床には小さな傷がついた。

 


 

Wii

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純白の貴公子Wii。

縦置きできるのはPS2、PS3だけじゃないぜと言わんばかりに「ナナメに立つ」革新的ハード。コントローラーを初めて目にしたとき

「えっ? どういうこと?」と面食らった人も多いだろう。

だって冷静に考えてみてよ

「リモコン」と「ヌンチャク」だよ?

実際に触ってプレイするまでは

「マジで意味が分からない…」

という気持ちだったけど、プレイすればアラ不思議

「意外といける…!」

という考えに変わったのをよく覚えている。

ケーブルの長さの範囲内なら、

「両手それぞれを、ラクな場所に置いてプレイする」ことができる。

これって、SwitchのJoy-Conの原型ともいえるよね。

 

直感的な操作を可能にしたWiiのコントローラーには、落下防止のストラップが付属している。しかし、すっぽ抜けたWiiリモコンで誤ってテレビを割ってしまったり、ケガをしたり/させたりの事故を防止するため、ハードの発売後に「Wiiリモコンジャケット」が無償配布された(新パッケージのWiiリモコンには、初めからリモコンジャケットが同梱されて発売された)。

 

デザイン:★★★★☆ オールホワイトでスッキリしてて好き。ブルーのLEDもキレイ。

扱いやすさ:★★★★☆ 直感的な操作が可能になった。ボタンは小さくなったので、人によっては押しづらいと感じるかも。

頑丈さ:★★★★☆ テレビを破壊する程度には頑丈。安全のためにリモコンジャケットを装着しましょう。長く使ってないとベタつくことがあるので注意。

 

 

WiiU

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良いソフトも多いのに、販売台数も振るわなかった不遇のハード。

特徴的なコントローラー「WiiU ゲームパッド」に目を向けて見ると

デカイ、重い、充電保たないの三重苦を抱えていながら、

「システムがハマるソフトには、最も適したコントローラー」

と評することもできるピーキーな性能を持ったコントローラー。

「ゾンビU」「零 ~濡鴉ノ巫女~」はマジで「ゲームパッドを最大限に活用した」ソフトなので是非プレイして欲しい。

僕はプレミアムセット(クロ)を持っているんだけど、上記の三重苦にもう一つ難点を加えるとしたら、指紋の付きやすさ。表面はPSPのピアノブラックみたいに「黒くて、光沢がある」ので、めっちゃ指紋が付きやすい。

 

デザイン:★★★☆☆ 嫌いじゃないけどコレ、コントローラーなんですか?

扱いやすさ:★★★☆☆ デカすぎる。重さは意外と慣れる。

頑丈さ:★★★★☆ ディスプレイがついてるので丁寧に扱おう。

 

talepop.hatenablog.com

 

 

Switch

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ついに最新ハードへ。

据え置き・携帯モード双方を可能にした文句なしの神ハード。

Joy-Conがもたらしたコントローラーの革新については語るまでもないだろう。

WiiとWiiUのいいとこ取りをしたハード。

この一言で事足りる。

個人的には、Wii以降の任天堂ハードのボタンの大きさ(据え置きではないがDSや3DSも)は「小さすぎて押しづらい」と思ってたんだけど、さすがにSwitchが出たころには慣れた。でも、あくまでも個人的にはもうひと回り大きくして欲しい。

 

デザイン:★★★★☆ 良い。カラーで遊べるのも好印象。

扱いやすさ:★★★☆☆ 軽い。でも「コントローラーの持ち方」の切り替えがうまくいかないときにちょっとストレス。

頑丈さ:★★★★☆ 壊れやすいという意見も聞くけど、自分はそう思ったことはない。優しく扱おう。

 

 

そんなワケで

 

最強のコントローラーは…

 

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GCコンに決定!!!!!!

 

 

本日はこのへんで。