【もっと適当に生きていい】台風15号と、首都圏の混乱にみる日本人の「勤勉さ」

 

台風15号の影響がすさまじい。

 

f:id:popyon:20190909141205j:plain

 

首都圏では朝から交通機関が混乱して、

通勤・通学に大きな影響があった。

 

さて、記事タイトルにもあるとおり、

これだけの混乱の中にあって、日本人の勤勉さには感心する。

そう思う一方、「もっと適当に生きていいのでは?」と思う。

 

もっと、適当に生きていい

f:id:popyon:20190909141153j:plain

結論として「もっと、適当に生きていい」と思う。

 

無理に出社しなくていい

 話題となっていた、こちらのツイート。

 

なんというか・・・すさまじいね。

狂気というのは言い過ぎだけど、確かに、疑問に思うところはある。

勤勉であることは、基本的には良いことだと思う。

でも、そこだけにフォーカスしすぎている。

思うのは、

「自分の頭で、考える」ことが、できていない

と、いうこと。

 

 

判断は、自分がする

僕は以前、4年ほど東京で働いていた。

でも、今朝のような状況で通勤を試みたことは、一度もない。

台風はおろか、大雨で電車が大幅に遅延したときにすら、そうだった。

会社に電話、またはメールで

『まともに移動できるようになってから行きます』 と、伝えるだけ。

「電車が動いてから」ではない。

「まともに移動できるようになってから」だ。

これはあくまで僕の基準だけど、

長時間、列に並んだり、息もできないような満員電車で移動すること

これは、「まとも」ではない。

体力を消耗するし、そんな状態で会社に着いても、

思うようなパフォーマンスは出せないと、自分で分かっているから。

会社ではなく、自分が判断する。

この考えをもつ必要がある。

 

自分の頭で考える

冷静に考えて、「絶対に、出勤しなければならない」ことが

そんなにあるだろうか。

業種や職種によっては、 できる限り出勤をするべき仕事もあるだろう。

また、どうしても外せないアポイントが入っているかも知れない。

 

重要なのは、「出社する or しない」ではない。

「自分の頭で、考える」ことだ。

 

f:id:popyon:20170305225450j:plain

 

インタビューを受けた方の映像を見た。

「今日は昼過ぎに取引先と会う予定があるから…」

混雑した駅の構内で、そう話す男性の映像だ。

もし僕なら、アポイントが入っており、

当日に台風が来るかもしれないと分かった段階で、

・アポイントの日程を変更する
・前日に、会社近くに宿泊する

これくらいのことはやる。

ただし、基本は、アポイント日時を変更する。

台風の危険を差し置いてまで守らないといけないアポイントなんて、

まず有り得ない。

台風がくると分かった段階で、取引先に連絡する。

もし仮に、変更が難しいときはどうするか。

そのときは、前日に会社近くに宿泊すればいい。

もちろん、自分が納得できる場合に限るし、費用はすべて会社持ち

当然、事前に会社に相談する。

 

基本は「行かなくていい」

f:id:popyon:20190909155053j:plain

ここまで書いたけど、「基本は、行かなくていい」です。

生産性の問題

繰り返しになるけど、「絶対に、出勤しなければならない」ということが、

果たしてどれくらいあるだろうか。

仮に頑張って出勤しても、大抵の人は午前中ギリギリか、

午後になってから会社に着いただろう。

通勤でクタクタになり、さらに勤務時間も少ない状況で、

思うようなパフォーマンスが発揮できるのか。

この点はよく考えるべきだし、

考えるだけに留めず、思い切って「休む」選択をすべきだと思う。

 

問題は、会社側にある

TVのニュースで見るような、長い行列に並ぶ人たちは悪くない。

問題は、会社側にある。

在来線に関しては、昨日のうちに計画運休が決まっていた。

あれだけの台風だ。

始業に数時間遅れるであろうことは、昨日のうちに分かっていたはずだ。

・会社は、従業員に休みの指示を出すべき。

また、それを決めておくべきなのは、先週の金曜日のうち。

遅くとも、今朝の早い段階で決めるべきだっただろう。

 

「そうはいっても、休みが難しい仕事もある」

それは確かに、その通り。

でもぶっちゃけ、そういった仕事は、

医療・介護の仕事に限ってだと思う。

むしろ、そういった「優先すべき」人たちが快適に通勤できるよう、

それ以外の人は、無理に通勤すべきでなかった。

 

  

 

最終的な判断は、自分で

繰り返しになるけど、「自分の頭で、考える」ことが求められている。

あれだけの規模の台風なのだから、

行くも行かないも自分の判断、自分の責任のもとに行いたい。

あまりそうは思いたくないが、何かあっても会社は助けてくれない。

 

命あっての仕事。

最終的な判断は、自分で。

 

まあそれ以前に、「もっと適当に生きていい」くらいに考えよう。

変に真面目すぎても、消耗するだけ。

 

本日はここまで。