【想像力を働かせる】馬鹿のふりは頭が良い人にしかできない

 

失敗は重要ではない。自分自身を馬鹿にするのはなかなか勇気がいる。

 

その奥にある、本当の顔。

 

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「巨人の肩の上に立つ」とは良く言ったものだ。

ネットの普及で、僕たちは多くの知識を得られるようになった。

それだけでなく「多くの目を得られるようになった」とも思う。

 

 ・俯瞰する

・多角的に考える

 

 ネットが普及する前と比べて、

こういったアプローチがしやすくなったと思う。

 

ものを知らない

 

何でもは知らないわよ。知ってることだけ

 

僕自身については、本当にものを知らないな、と思う。

謙遜でも自虐でもなくて、事実としてそう思う。

何かを知るたび、自分自身の無知さを思い知らされる。

 

誰が本当に馬鹿なのか

 

「誰々は、頭が悪い」。

こういう言葉を聞くことがある。

 

よくあるのは、タレントについての話でこの言葉が出るケース。 

いわゆる「お馬鹿タレント」と世間に認識されている人がいる。

そういったタレントに対して、

「誰々って頭が悪いよね」という言葉を聞くことがある。

 

こういう話はたいてい聞き流しているが、内心では、

「あまり想像力がないんだな」と思っている。

 

「間の抜けた振る舞いや受け答えは、

 キャラクター作りや台本がもたらした演出である」

可能性に気づいていないとしたら、

誰が本当に馬鹿なのか、という点について考えさせられる。

  

馬鹿のふりは、頭が良い人にしかできない。

 

逆は容易だ。

頭の良いふりは、馬鹿にでもできる。

 

無知を思い知る

 

「実際には頭が良い」として、

割と広く知られているのはモデルのローラさんかな、と思う。

ローラさんといえば、ブラジルの大規模な森林火災について触れた、

Instagramのこの投稿が話題になっている。

 

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https://www.instagram.com/p/B1cebeglado/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

 

 「私たちが何を食べるか、選ぶかで私たちの未来が決まります」

 

正直に言うと、その発言の意味を、

読んでからすぐに理解することができなかった。

こういうとき、自分の無知さを思い知る。

 

 

影響力のある人が、こういった

「ものを考える」ことのきっかけを作ってくれることは

有益なことだな、と思う。

 

<8/23追記>

ファクトチェックの記事が上がっている。

火災が起きている事実は変わらないが。

 

おわりに

 

何かを知るたび、自分自身の無知さを思い知らされる。

知ることは大切。一方、それと同時に、

ものごとの良し悪しをすぐに判断しないように、という点には気をつけたい。

  

何かを判断するには、情報が不足しすぎている。

そう思ったら、立ち止まって考えるようにしたい。

 

 

本日はここまで。

 

 

<引用>

「失敗は重要ではない…」/チャールズ・スペンサー・チャップリン

「何でもは知らない…」/羽川翼(<物語>シリーズ)